< 夏が勝負・・・って? >
長い冬が終わり、待ち遠しかった春がやっと来たばかりなのに、このタイトルを見て、もう「夏が勝負」だなんてりんこ先生は気が早い、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は気が早いのは私ではなく、世間一般の予備校なのです。
もう今の時期からどの予備校も、「夏が勝負!」と受験生に向けて夏期講習の宣伝広告を大々的に行っています。あまりにも毎年そのキャッチフレーズで夏期講習を宣伝しているので、「夏が勝負」といえば、「夏休みに予備校の夏期講習を取ること」といつしか誰もが思い込み、今やそれが当たり前であり、なおかつ受験の必勝法のようになっています。しかし夏が勝負って、本当にそういうことなのでしょうか?
予備校の実態
大学受験は本当に大変です。範囲が広い上内容も深い。よって学校でのお勉強だけでは間に合わないと考える受験生や、大学受験をすでに視野に入れて早くから頑張ろうという高1,2年生も、夏を待たずにこの新学期から、すでに予備校通いを始めている方も多いと思います。
どの予備校にも、たいてい上位大学の名称の付いたコースがあります(東大コースや、早慶コース等)。自分の目指す大学名のコースは、直接その対策をするはずである。だからそういったコースで学ぶことこそ合格への近道である、とどうしても考えがちですよね。確かにそういったコースは、各大学の入試傾向にあわせた授業をします。しかし基本を全く無視し、いきなりレベルの高い受験問題に取り組ませるので、最初からハードルが非常に高いのです。例えば英語の場合、マーチ以上の入試傾向は長文ですが、そういった問題は文章がとても長く語彙も難しく、その上テーマも難解です。しかし生徒各自の能力や理解の範囲は一切抜きにして、全員基礎が分かっているという前提で、このような応用問題を大量にひたすら与え続けます。授業では嘘は言っていませんが、いかんせん、講師はあくまでも理想論でしか授業を進めないので、結局力が付きません。最終的にはもともと能力の高い子だけが伸び、大半の子は学校と同様、予備校でも座っているだけの落ちこぼれになってしまっている、というのが現状なのです。
しかし大手予備校の多くは「東大現役合格者○○名!信頼できる実績!」等と、具体的な合格者数を毎年堂々と公表しています。ですから、まさか予備校の授業でも落ちこぼれが多いだなんて、にわかに信じ難い、と思われるかもしれません。そもそも予備校における合格者の基準は、あくまでも「総合科に在籍した生徒」です。それって当たり前ですよね。しかし実際には、講習や模擬試験だけ受けに来た生徒の結果も含まれていると言われています。また、特待生制度により予備校が選んだ上位校からの特待生は、授業に全く来なくても在籍していたというだけで、彼らの合格結果も含まれているようです。世の中には、「合格者の基準にのっとった発表かどうか」のチェック機構が存在しない為、少しでもその予備校にかかわりなおかつ結果を出した者なら、片っ端から合格者リストにのせ、自分の手柄にしてしまう・・・という事がまかり通っているようです。私達が知らないだけで、これが予備校の間での常識なのです。ですからどの予備校の現役合格者数も、実質的には皆さんが認識しているものよりもはるかに低い、つまり結果が出ていない、と考えていただいて間違いありません。
「夏が勝負」=「予備校の夏期講習」=「合格」?
4月から予備校に通い始めた生徒達は日がまだ浅いので、自分の受けている授業や予備校そのものの良し悪しの判断なんて、到底まだつきません。だからこそ、今のこの時期から予備校は、どさくさに紛れて夏期講習の大々的キャンペーンに入ります。特にこの春獲得した校内生には、強引に夏期講習を勧めます。夏休みの事は今まだ分からないからと言っても、営業トークでかなりしつこく責めてきます。あまりの圧力に、それなら数学だけとりあえず申し込むと答えたなら、それだけでは合格しないと不安感をあおります。そして結局、各生徒が受験に必要な全科目の講座を目一杯契約させてしまいます。少子化の昨今、生徒数が減ることはあっても増える見込みが無い中、ほとんどの予備校が生き残りに苦慮しています。ですからどこも、獲得した少ない人数に沢山お金を使わせることばかりに、躍起になっています。生徒を合格させるという肝心なことは、二の次です。よって予備校が掲げる「夏が勝負」という意味は、実は「予備校が夏期講習の生徒を獲得し、売り上げを上げるチャンス!」という意味であって、受験生が夏期講習で力が付くという意味では決してないのです。夏期講習を受けた高3生の7割近くが自己学習に失敗しています。
「夏が勝負」の本当の意味
予備校の経営にとって「夏が勝負」は「売り上げアップ」のことですが、それでは受験生にとっての「夏が勝負」の本当の意味とは、一体何なのでしょうか?
入試の要は入試傾向の勉強ではなく、「学力をつける勉強」をすることです。学力をつける勉強とは即ち、「暗記と基礎固め」をしっかりすることです。これは予備校等に頼らなくても、ある程度自分で出来るレベルです。夏休みは、それに目一杯時間をかけます。受験生は、通常自己学習にさける時間が一日平均5時間です。しかし夏休みは、10〜13時間も自己学習にあてることができます。よって「夏が勝負」という本当の意味は、「夏休みの時間を全て使い、暗記物と基礎固めを徹底的に行う」ということなのです。これをこの時期にやるかやらないかで、力の付きか方が大きく違ってくるのです。
英語の場合、暗記は「単語と熟語」。そして基礎は「文の構造を理解すること」です。この二つの学習が、何よりも大事です。語彙力も無く、文の構造もわからないまま、いくらレベルの高い入試傾向の長文に向かったところで、読み解けるわけがありません。受験本番まであと半年を切るからといって、焦る必要は全くありません。「暗記と基礎固め」ばかりでは一向に先に進んでいないように思えるかもしれませんが、これらを夏休みに凝縮してきっちりやると、誰もが秋にはぐんと大きく成長した自分に気づくはずです。そう、暗号にしか見えなかった英語の長文を、読める自分がいるのです。
コアでは常に「暗記と基礎」の徹底指導
「夏が勝負」という意味は、「暗記と基礎固め」が正しい解釈であるということを、これでお分かりいただけたかと思います。受験に必要な語彙の暗記は単語約2000個と熟語1000個 。そして理解しなければならない文法の基礎知識は、品詞の機能、五文型を筆頭に、不定詞、動名詞、分詞等、その他数多くあります。そんな語彙力も無い、文型なんてさっぱり分からないでは、夏休みの期間限定で詰め込んだだけでは、生徒によっては不十分かもしれません。そこでコアではこの「暗記と基礎固め」を、高校1年生の段階から徹底的に指導しています。
コアがそのような指導をする理由、それは、日本の高校生の大半が、基礎力の無いまま中学から高校に上がっている事を、きちんと把握しているからです。残念ながら日本の中学では、その時期に学ぶべき英語の大事な基礎である、品詞の機能や文の構造を教えてはいません。にもかかわらず全ての高校も、そして予備校すら、生徒は基礎が分かっているという前提で、高校入学早々から応用レベルの難しい問題に取り組ませます。つまり、中学と高校のお勉強は繋がっていない。全く別物なのです。ですから高1の段階でいきなり70%もの生徒が学校の授業についていけず、落ちこぼれになっています。そういった現状ふまえ、コアでは学校や予備校でないがしろにされている大事な部分を、通常の授業で100%指導します。
この「暗記と基礎」の徹底指導は受験直前まで行われ、受験レベルの応用学習(過去問)は、高校3年の夏休みを過ぎた頃から取り掛かからせます。このタイミングでは少し遅いのではないかと思われる方もいらっしゃるかもれませんが、そんなことはありません。通常ですと、過去問の問題を解くのに1時間、解答解説で確認するのに1時間、合計2時間かかります。しかしコアの生徒は、問題20分、解答解説20分、合計40分で終わらせてしまいます。「暗記と基礎」。これらを徹底的に身に付けると、こんなにも効率良く問題をこなすことができるようになるのです。ですから、応用問題を受験半年を切ってスタートさせたとしても、2時間かかる子とはスピードが違うので、取り組む問題数もあっという間に追い越してしまいます。そういうコアの生徒達を見ていると、いかに「暗記と基礎」が大事かを、指導しながら私は痛切に感じています。
「夏が勝負」という
予備校のうたい文句に惑わされ
言われるがまま
夏期講習を取ってしまうと
かえって自分の首を絞めることに。
「夏が勝負」の本当の意味は
「暗記と基礎固め」を
自己学習で
夏休み中目一杯やること。
コアでは
この大事な「暗記と基礎固め」に
特化した指導で、
本物の英語力が身に付きます。
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ごあいさつ
ここ何年も「国際社会で英語は必要だ」
と言われ続けており、その必要性を感じている大手企業では、社員に何とか英語力をつけてもらいたいと、経費をかけて英語研修を提供しています。私は長年そういった研修に呼ばれては、今まで英語には無縁でしかも苦手としてきたビジネスマンの方々にTOEIC対策やビジネス英会話の指導をさせていただいています。しかし皆さん日々の仕事に追われ忙しい中、苦手な英語を上司命令で嫌々学んで大変苦労なさっています。そんなビジネスマンの現状を目の当たりにしていると、もっと若いうちから英語力を身につけていればこんなに苦労しなくていいものを・・・とつくづく思います。
それにしても私達日本人は、中学校から大学と長きにわたり英語を学んでいるにもかかわらず、何故そんなに英語が苦手なのでしょうか?学校の英語の授業は試験対策がメインで、本来のコミュニケーションの為の学習では無いからでしょうか。それも一つの理由かもしれません。しかし一番の理由は、英語は日本語とはそもそも全く違う性質のものであり、それ故に私達日本人が習得するには非常に難しい言語である、ということではないかと思います。
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