中高・英語教育の現状
新しい学習指導要領による英語教育の実施で
英語の得意な生徒は増えたのでしょうか?
中高生の英語の学力は依然上がったとはいえない状況です。特に高校では70%の生徒が英語を苦手とし、英文解釈に対して恐怖心すら抱いています。これは上位高校であっても同じで、得意な生徒と苦手な生徒の差は開く一方です。
ゆとり教育の反省から中学の指導要領の変更があった平成24年以降、文法事項、単語数はゆとり前の状態に戻り、平成14年度の改訂時に比べ約5割増(1.5倍)となりました。さらに14年以前のものに比べ「言語力」「活動力」への対応という新しい要素が加わり、指導要領からは『歯止め規定』が撤廃され、以前は「発展」という指定を受け、ほとんど教えられることのなかった項目まで加わった状態で教科書が構成されています。
一方で学校は週5日制のままなので学校での学習時間が足りず、生徒の授業の理解度が低くてもどんどん先へ進み、結局最後は自己責任となります。つまり、学校のテストや入試に出題される項目が充分に消化されないまま、生徒個人の自己学習にまかせられるということです。
うまく乗り越えられるのは一部の生徒になることは目に見えています。
一方高校では平成25年の改訂で中学のカリキュラムとの連携をとり、オーラルコミュニケーションに比重を置くなどの変更をしていますが、平成27年3月の調査で、高3生の英語力が中卒程度(英検®3級程度)、「書く」「話す」については0点の生徒も多いという結果が出ています。
依然英語教育の現状はかなり厳しいものと言わざるをえません。
この状況の中、英語を得意科目とし、将来につながる英語力を獲得するには、正しく効率の良い方法で英語を学習する必要があります。
能力と学力は違います。コアでは「音読」「語順訳」「シャドーイング」をはじめとする確かな英語学習法で英語の文の構造を分かりやすく、効率よく学力(英語力)をアップすることができます。
体験レッスン、教室お問い合せはこちら