【Gazette】No.58

Pippa‘s Song
by  Robert  Browning

The  year’s  at  the  spring,
And  day’s  at  the  morn;
Morning’s  at  seven;
The  hill-side’s  dew-pearled;
The  lark’s  on  the  wing;
The  snail’s  on  the  thorn;
God’s  in  his  heaven-
All’s  right  with  the  world!

春の朝
上田敏 訳

時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露満ちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這い、
神、そらに知ろしめす
すべて世は事も無し

この美しい英詩も、各行2語ずつくらいの単語の意味を知っていれば、何となく想像で読むことができます。
生徒の皆さん、単語を先ずは覚えましょう。
意味のわかる単語の数が増えるほど、英文がよく読めるようになりますから。
19世紀半ばに書かれたこの詩でさえもそうですね。
新聞も漢字がわからなければ読めません。
もう一度申し上げます。
先ずは単語を覚えましょう。
この春は、単語の暗記にささげてください。

刺繍画像
生徒さんのお母様が製作してくださいました

【Gazette】No.57

イチロー選手の現役引退会見で学ばせて頂いた事。

日々の小さな努力の積み重ねなくして、只今の自分を超えて 、更なる高みに登ることは出来ないでしょう。( 実際の言葉通りではありませんが。)
他の誰でもないイチロー選手のあの表情、あの声で、聞いたこの言葉は、正に体験から産み出された大粒のダイヤモンドのような輝き様でした。
私も、生徒さんの指導をさせていただく際、その事を強く感じております。
英語学習においては、物語なり、文章なりを全体的に把握しつつ、細部を理解する事ができなければなりません。
また、4技能(聞く・話す・読む・書く)習得のための器官はすべて絶妙に身体の中に組み込まれています。そこで私達は、英語学習も身体を通して、使って、行いましょうと云う事を申しあげたいのです。
それは、言いかえるなら、一つ一つ経験を通して、繰り返し、丁寧に、習得していくことで、イチロー選手のおっしゃっておられる事、そのものです。
“赤ずきんちゃん”の劇然り、アメリカ大統領の”ビクトリースピーチ”然り。生徒さんが赤ずきんやオオカミを劇中で演じたり、大観衆を前に大統領就任演説をしているつもりになったり。              こういった疑似体験を通して、楽しみながら、わくわくしながら、学ぶ英語学習こそ本当であると思います。
その準備の前段階で、生徒さんたちは、CDを聞き、音読し、和訳し、反訳し、暗記する、と云う学習を日々、一つ一つていねいに積み重ねておられます。
英検の一次合格も二次合格も、お一人お一人の努力の結果ですね。
生徒の皆さん!イチロー選手をお手本に仰いで、また今日も、共に、新たな一歩を進めて参りましょう。

【Gazette 】No.56

2018年度第3回英検、一次試験合否発表がありました。

小4生(10才)が、英検1級に合格なさいました。
1年生で、当あざみ野教室に入会なさって以来、コアメソッドで、毎週楽しく英語の勉強を頑張っておられます。目下、24日(日)の二次試験に向けてトレーニング中です。
コツは、英語は楽しく学ぶ事、そして来週のレッスンを心待ちにする事ですね。
私が常に心がけている点はそこの所です。
準1級・2級・準2級・3級の生徒さん、教室で沢山二次面接のトレーニングをして、自信をつけて二次試験に臨みましょう。
全力で応援させていただきます。o(^o^)o

※その後、二次も無事合格しました! おめでとうございます!
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4級合格、5級合格の生徒さん方!おめでとうございます。
「赤ずきんちゃん」や「ランペル」の音読、暗記、劇、皆さんの個性を生かしながら力を合わせて日々頑張ってくださり、私はとっても嬉しいです。
また、レッスンは先生と一緒ですが、宿題は自分一人でお家で頑張る事だから、それはとても偉い立派な勉強です。
毎週のレッスンの初めに、皆さんの宿題の成果を見せていただく度、それを感じます。
過去問も単熟語も元気な声で張り切ってがんばってくださいました。
合格は、まさに “量が質になった” を実感させていただきました。

【Gazette】No.55

~算国教室から~

お正月の百人一首(大)会は、通塾日によってメンバーが異なる中、二回に分けて行われました。

学年差、経験差こそございましたが、これがきっかけになって、自分から歌を覚え始めたり、札が取れるようになりたいと、読む練習を毎日したりと、とても好ましい動きが出ております。
英語の文もそうですが、リズムあり、抑揚ありの百人一首。
先人達が詠まれ、長い間歌い継がれてきた美しい歌を、朗々と声をひびかせて読み合うのは、幸せなことですね。
来年のお正月もまた、楽しみです。