クラスだより 2016年12月

第2回発表会
11月末に、5年生のクラスの劇の発表会を開催しました。
題材はThe Slow-witted Jackalというインドの説話です。
場面の状況と英語のセリフを身体に通しながら稽古を重ね、発表会当日は3人で見事に演じきり、観にきてくださったお母さま方も劇の完成度に驚いていらっしゃいました。
劇を通して学ぶことで、英語の言葉は生き生きしたイメージを伴って記憶されていきますが、そのことを私も強く感じさせていただいた発表会でした。

*お母さまのご感想
はにかみながら始めた英語劇でしたが、一人ひとりが役にだんだんとなりきっていきました。毎日CDを聴いたおかげで、頭の中に入っているようで、観ている私も吸い込まれるようでした。3人ともとても上手で、感動してちょっと涙が出そうになりました。家での練習とは全く違うので、まさかこのような劇に仕上がっているとは驚きでした。
翌週は、小学校低学年クラスの劇と、中学生の暗唱の発表会でした。
【低学年クラス】
『ガンピーさんのえんそく』という絵本の雰囲気をそのままに、のどかで心温まる愉しい劇の仕上がりとなりました。長いセリフもうまく言えるようになり、次への大きな足掛かりをつかんでくれたようです。劇が終わった後、「もうこれでガンピーさんをやらないのは、寂しいなあ。これからもときどき劇をしたいな」という感想も出て、達成感と充実感をたっぷり味わってくれているようすがうかがえました。セリフに登場する英単語は、カードゲームを愉しみながら繰り返し学びましたが、徐々に音と文字が結びつき、かなり読めるようになってきています。柔らかい感性ならではのすばらしい吸収力を感じます。お母さまのお話では、日常生活でも英語への関心がぐっと深まっているとのこと。これから先が本当に楽しみです。


【中学生クラス】

中学1年生のHさんは、今回は語順訳のテキストから2単元をまとめて暗唱して発表しました。かなりの分量でしたが、文章をしっかり理解したうえでの暗唱には、伝える力があり、見事な出来栄えでした。発音もどんどん良くなってきています。クラブ活動も頑張りながら、着実に英語力をつけているHさん。読解力には目を見張るものがあります。文法の学習との相乗効果で、英文の構造もしっかり身についてきました。