<クラスより>2023年8月

中学校のテスト対策をどうするか

2023年、川崎市の公立中学校では教科書「Here We Go!」の副教材の問題集「エイゴラボ」が使われています。この中の英作文の問題は、例えば日本文は「歌、めっちゃうまいよね!」という風に書かれ、それを英文で“You can sing very well.”と書くように求められています。
話し言葉であることで、一見易しく見えるのですが、日本文には「あなたは」とも「歌うことができる」とも書いていないので(英語罫の回答欄の下に小さく書いてはありますが)、テストなどでこれを自力で解くのは、大半の生徒さんにとって難しいはずです。

またリスニングの難度も上がっており、中1前期でも英検3~4級相当の内容が出ます。授業で十分扱っていないどころか、教科書以外の問題で、「何が何だか分からないうちに終わった」という方が多いです。

2020年に小学校で英語が教科化されて、全体的に英語の難度が上がっているのに、学校の授業がそれに充分対応できていない感じがします。だから、もしお子様が「学校の英語についていけない」と言ってもそれは決してお子様のせいではないのです。その上で、何をどのように勉強していくかが大切なのですが、お子様にその学習の適切な量・内容をご相談していくところからコアの学習は始まります。学習目標を見て、上るべき階段の高さと数を調べていきます。いつまでに何をやれば良いかが分かるので生徒さんも勉強しやすく、英検にもよく合格なさっています。 詳しくは体験授業にてお知らせしたく存じます。