【Gazette】No.87

英語を学習する上で音読がいかに大切であるか、ということにつきましては以前にも書かせて頂いたことがございますが、今回はもう少し具体的にお伝えしたいと思います。

①まず気をつけていただきたいこと。単語、句、文などの意味を読みながら同時に把握していくということです。これはコアメソッドで、語順訳を小学生のうちからトレーニングしている理由です。日本人が日本語を前から理解していくように、英語を理解していくトレーニングです。
②CD を聴いて真似るべきは、先ず、大まかに息継ぎ、強弱、抑揚、それから一つ一つの単語の発音です 。L と R
の違い、音のくっつきや省略など。芸人の方で、意味は考えずに、聞けばロシア語だ、フランス語だ、中国語だ、とっさに分かる喋りをなさる方がおられます。それぞれの言語の持つ特徴のこの捉え方こそ、先ず身につけたいものです。
③音読練習は、初め音源のスピードを0.6か0.7ぐらいからテキストを見ながらのパラレルリーディングを行い、それができるようになった時点でナチュラルスピードにし、さらに1.2できれば1.5で練習すると、スピードのある英語も聞き取れる練習になります。またリスニング時の集中力も育ちます。
④次は、テキストを見ないで 音源に合わせて音読をするシャドーイングを行います。これも音源のスピードを変えると楽ですね。
⑤私たちは目で文字を追って理解する力はありますが耳だけで話を聞いて要点をつかみ理解する力が足りない気がいたします。そこで聴覚を鍛えるためには、本の読み聞かせやオーディオブック、また授業中にノートは取らないで先生の話を集中して理解するなど、色々方法はあると思います。
⑥日本語の話の要点をメモするように、流れてくる英語の要点をメモできるようになりたいですね。またディクテーションも大変効果的だと思います。

バランスの良い英語力、ツールとして将来使える英語力、を身につけるための方法を工夫して参りたいと思います。

コアあざみ野教室 2022/01/06
コアあざみ野教室
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2022/01/06

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