【Gazette】No.74

8時間で一周する時計?  

皆様こんにちは。今回は時間の捉え方について少し考えてみたいと思います。8時間で一周する時計をちょっと想像してみてください。1日に3回転する時計です。これを使って一日の過ごし方を3通りに分けてみましょう。
まず、夜中の0時から朝の8時までは睡眠。そこから夕方の16時までは学校。そして、16時から24時までの間は 自分で自由に使える時間です。
十分な睡眠を取って心身をエネルギーで満たし、やるべき勉強仕事にベストを尽くし、その後はたっぷりと自由な時間を楽しむ、というものです。お一人お一人それぞれですから、すっぱりと3分割にできるものでは ありませんが、意識としてこういう感覚を持っているだけでも、より良い1日が過ごせるような気が致します。
睡眠の時間、実はこれが一番大切であろうと思いますが、ここでは生徒の皆さんと一緒に、学校で過ごす8時間と放課後の自由な8時間について、さらに考えてみたいと思います。

学校での時間は、ある程度受動的です。決められた場所で決められた活動を します。これに対してその後の時間は、各自に任された主体的な時間となります。          ところが、「宿題あり、塾あり、習い事ありで、とてもとても、、。」「ゲーム、テレビ、YouTube、LINEに時間を取られて。」などの反論が返って来ますよね。でも少しの工夫と考え方を変えることで、もっとゆっくり楽しく過ごせる素敵な時間を見つけることができるのではないでしょうか。

例えばコアです。(またか!と思われるかもしれませんが、大切なこと本当のことは、常に一つですので繰り返させていただきますね。)音読は、声優になったつもりで CD通りに、またそれ以上に真似てみる。作品の日本語訳をする時には、リアルに場面を想像しながら味わいながらゆっくりと訳す。問題を解く時には、わかるまで何度でも質問しながらしっかり理解して先に進む。中でも暗記こそ一番楽しくて、身振り手振りで相手に 話しかけるように、また登場人物になりきって繰り返す。どうでしょうか。楽しくないものは一つもありませんが~。ひたすら楽しみながら学んでいると、英語の力はついてくるものです。その時のコツは一つです。言われるからやるというのではなく、言われたら自分から動き出すこと、だと思います。おもいっきり前のめりになって、一気にやってのけましょう!

このような感じで、放課後から夜の時間を過ごしていると、それは必ず学校生活にも影響が出て来ることでしょう。より積極的に授業や活動に参加出来ます。それから、娯楽は過ぎると疲れます。こちらはほどほどに!

大切な事は、自分で考え工夫して、只今やるべきことをどれだけ楽しんでいるか!という点です。

こういう時代にあって、私達は、一旦事が起きたなら、自分はいかに行動すべきかーを、とっさに考え判断し、そして動き出さなくてはなりませんね。普段から”苦を楽に転じる術”というものをしっかりと身につけておきたいものです。

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