【Gazette】No.94

嶮山の山根にはセイタカアワダチソウの黄色い波が立ち始めました。
今回は作文について考案させていただきます。

作文には、自分の考えや感じや思っている事を綴ります。
英作文も国語の作文も、はなからつらつらと書き進められない時は、何でも良いので、思いつくままにメモのような箇条書きを作ってみましょう。
そして、それらをいくつかのまとまりに分け、読み手に伝わりやすいように構成を考えて仕上げます。また、書いている途中にもアイデアがいくつも浮かんでくるので、これらも添えるとなかなか良い文が出来上がったりします。

日本語の文もそうかもしれませんが、英作文においては、構文、文型、接続語、などを意識することも大切です。また、自分の持てる語彙を駆使することで、難なく書けるものです。店員(a clerk)が出てこない時にはカウンターにいる人(a person at the counter)とすればいいですね。
英検の作文においても、以上の手順に慣れておけば、容易に書くことができます。 そのためには、普段からの練習が必要です。本番ではこの作業を一瞬で行わなければなりませんから。

以上、作文を容易に書くための方法について提案させていただきました。
次は、マインドの持って行き方について考えてみましょう。

世の中の出来事や身の回りの事柄を、どのような姿勢で受け止めるかが大切になってきます。私たちは日々、情報の渦、騒音の渦、ルーティンの渦、人間関係の渦などに巻き込まれてしまいそうになります。
しかし、立ち止まってちょっと振り返ってみる。気になるものをじいっと見つめてみる。興味引かれるものについてしんしんと考えてみる。そういう姿勢を身につけてみましょう。

例えてみるなら、頭は空っぽの真空、心は遠くまで映せる鏡にして、自分にとって本当に大切なものは何か、ワクワクするものはときめくものは何か、それらにフォーカスをかけて、ぐっと掘り下げ広げる時間を取ります。 すると突然、これ、書きたい、伝えたいというアイデアがやってきます。すぐさま書いて誰かに読んでもらいたくなります。

そんな時、以前はかすかでとても 聞き取れなかったような 小声が、大音量で響いてきて、とてつもなく大切な何かを伝えてくれるものです。

そういうわけで、英語と国語の指導に当たる者として、たまに日記をつけてみること、どなたかが書かれた本を読んでみることをお勧めいたします。

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