【Gazette】No.48

〜七月のおたより〜
西日本豪雨で被災された方々の一日も早い復興を心から祈念させていただきます。
6月、ロンドンに参りました時、イタリア、ポルトガル、カタール、中国など各国から来られた人々の英語に触れる機会がありました。
彼らの英語はいわゆるクイーンズイングリッシュではなく、それぞれの方の母国語の特徴や傾向〜”なまり”〜のようなものが色濃く表れている英語でした。
最初はちょっと戸惑いましたが、だんだんとわかるようになりました。それは、言語によって独特の発音形態にはなっているが、共通して、英語のイントネーションがしっかりと入っているからだ、と云うことに気づきました。
例えば、日常的によく使う「サンキューベリーマッチ!」や、「ホットコーヒー」も、いくら日本語的な発音であっても、英語のイントネーションが付いていれば、十分に通じるわけです。(実際私は試してみました。)
ここで生徒さんたちに、申し上げておきたいこと。
発音が上手くなることは、もちろん大切ですが、日本語が比較的滑らかで淡々とした言語であるためか、皆さん、イントネーションにそれほど注意を払っておられないようです。 
英語は、イントネーションが入ることで、2Dが3Dに立ち上がり躍動し面白くなります。 今日からぜひ、テキストの音読練習をなさる時には、イントネーションに意識を向けて、英語の“うねり”感を身につけ楽しんでください。お願いしておきます。

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