ごあいさつ

無料体験レッスン受付中!

お気軽にお問合せください。
また、生徒さんをご紹介下さった方(在籍生、卒業生と保護者)には、ご紹介の方が入会なさった場合、図書カード(5,000円)を贈呈させていただきます。
ここで自分を何とかしたいとお考えの生徒さん、更に学力の向上を目指しておられる生徒さんのお力になれる私共であると確信しております。
お問い合わせ:080-5099-0311(携帯)045-903-0951(自宅)
またはこちらのお問い合わせフォームから。

あざみ野 ホームワーク・コア英語教室
Facebookページオープンしました。
ぜひご覧下さい。

コア機関誌に卒業生が紹介されました。

英語って楽しい、面白い、もっと先を学びたい! 一人でも多くの生徒さんにそう感じていただきたいと思います。ゴールへ向かう梯子を一段一段登って行けば必ずそこに到達するわけですが、私はそんな生徒さんたちのトレーナーであるのかも知れません。
ただ今あなたがどんなレベルにおられようともかまいません。大丈夫です。
英語の学び方を教わったら、日々実行し、自分の習慣にしてしまえばいいのです。それが英語学習における自立だと思います。
自立した英語学習で得た英語力で高校受験、大学受験を征し、社会人となってはグローバルな世界をどんどん広げてまいりましょう。
努力する事を惜しまず、いわゆる雌伏の日々を重ね、ついには雄飛の時を迎える。
これこそ私が生徒さんにひたすら願うところなのです。

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<合格実績>
大学:
東京大学・横浜国立・首都大東京・電通大・愛媛大・慶応・早稲田・上智・中央・明治・立教・青学・法政・学習院・東京理科大・津田塾・明治学院大・成城・成蹊・日大 他
高校:
川和・市ヶ尾・元石川・荏田・霧が丘・白山・神奈川総合・弥栄・生田・麻生・百合丘・桐蔭・桐光・青陵・日大付属・駒大付属・創英・日体大荏原・横浜翠陵・駒沢女子 他

当教室は英検準会場の指定教室です。

【Gazette】No.94

嶮山の山根にはセイタカアワダチソウの黄色い波が立ち始めました。
今回は作文について考案させていただきます。

作文には、自分の考えや感じや思っている事を綴ります。
英作文も国語の作文も、はなからつらつらと書き進められない時は、何でも良いので、思いつくままにメモのような箇条書きを作ってみましょう。
そして、それらをいくつかのまとまりに分け、読み手に伝わりやすいように構成を考えて仕上げます。また、書いている途中にもアイデアがいくつも浮かんでくるので、これらも添えるとなかなか良い文が出来上がったりします。

日本語の文もそうかもしれませんが、英作文においては、構文、文型、接続語、などを意識することも大切です。また、自分の持てる語彙を駆使することで、難なく書けるものです。店員(a clerk)が出てこない時にはカウンターにいる人(a person at the counter)とすればいいですね。
英検の作文においても、以上の手順に慣れておけば、容易に書くことができます。 そのためには、普段からの練習が必要です。本番ではこの作業を一瞬で行わなければなりませんから。

以上、作文を容易に書くための方法について提案させていただきました。
次は、マインドの持って行き方について考えてみましょう。

世の中の出来事や身の回りの事柄を、どのような姿勢で受け止めるかが大切になってきます。私たちは日々、情報の渦、騒音の渦、ルーティンの渦、人間関係の渦などに巻き込まれてしまいそうになります。
しかし、立ち止まってちょっと振り返ってみる。気になるものをじいっと見つめてみる。興味引かれるものについてしんしんと考えてみる。そういう姿勢を身につけてみましょう。

例えてみるなら、頭は空っぽの真空、心は遠くまで映せる鏡にして、自分にとって本当に大切なものは何か、ワクワクするものはときめくものは何か、それらにフォーカスをかけて、ぐっと掘り下げ広げる時間を取ります。 すると突然、これ、書きたい、伝えたいというアイデアがやってきます。すぐさま書いて誰かに読んでもらいたくなります。

そんな時、以前はかすかでとても 聞き取れなかったような 小声が、大音量で響いてきて、とてつもなく大切な何かを伝えてくれるものです。

そういうわけで、英語と国語の指導に当たる者として、たまに日記をつけてみること、どなたかが書かれた本を読んでみることをお勧めいたします。

NEWS!

小学4年生梶田光くん(10才)が英検1級に合格!

1年生から当教室のコアメソッドで楽しく英語を学んでおられます。
一次も二次も見事な成績で合格なさいました。

おめでとうございます!

保護者の声をいただきました。2019年3月25日

「コアあざみ野教室には一年生の春からお世話になっております。当時4年生の生徒さんがかなり上の級に合格されていたので、宿題の量が多いのかと思っていましたらそれほどでもなく「赤ずきんちゃん」や「ガンピーさんのふなあそび」などを劇で再現するというようなレッスンの内容に衝撃を受けました。
「発表会の会場はどこですか?」と尋ねたときに北野先生が「この教室です。」とおっしゃられた時も驚きました。
当日主人と教室に行くと、先生がBGMを流して下さり、息子が絵本の朗読をはじめました。なんともいえずあたたかい気持ちになり、これこそ本当の発表会だと実感いたしました。
好きな本や話題も柔軟に取り入れて下さり毎回本当に楽しかったようです。
甘えん坊で人見知りの息子でしたが、今では北野先生の事を横浜のおばあちゃんだと思っているそうで、家族以外で羽目を外せる唯一の存在のようです。
自宅では、先生がすすめて下さった教材を試験日までの日数で割り、毎日CDを聞いて音読していました。
準一級合格後は渋谷校本部事務局の先生、アン先生、あざみ野校卒業生で留学経験のある宮田君にもたくさんのご指導を頂きました。
無事に一級に合格したことをお伝えすると皆さん喜んで下さってとても嬉しかったです。
たくさんの方の支えがあって合格することができ、感謝しております。」

【Gazette】No.93

酷暑の夏、いかがお過ごしでしょうか。
すでにお盆も過ぎて、夏休みも終盤です。そろそろ2学期(後期)に向けてのウォーミングアップが必要ですね。
今日は学習における、繰り返しの大切さについて、書かせていただきます。是非、この夏休みが終わる前に、その習慣づけを始められることをおすすめいたします。
日常生活において、私たちは、繰り返しによる習慣の力を使っています。歯磨き、食事の作法、言葉遣いなど。
これらはありがたいことに、私たちが育ってくる中で、周りの人達から教えてもらい、いつのまにか自然に身につけることができています。
学習においても、英語のCD(音源)を流していただくことは、これに近いと思います。
一方で、意志の力を持って、自ら実行しなければ、繰り返しが習慣化しないものもあります。
例えば、英単語の発音と綴り、その意味。
新出漢字の読み方と書き方。また試験前に覚えておかなくてはならない、各教科の重要事項の理解と暗記などがそれにあたります。
一般的に言われていることですが、繰り返しを習慣化し定着させるのに、最低3週間(21日)はかかるということです。
まさに今、2学期(後期)に向けてのウォーミングアップに、ちょうど良いのではないでしょうか。
一つ一つの学習が習慣化することによって、当然勉強が楽になります。そして、自ら頑張って力をつけているという実感が湧いて、勉強することが、じわっと楽しくなるはずです。あれやこれやの繰り返しの実践を経て獲得した習慣は、それぞれがピースとなり、ジグソーパズルのように組み合わさって、予想以上にすごい世界が広がります。
毎週の塾の宿題や、日々の実行表も、ぜひ活用なさってください。
今日から3週間(21日間)とにかく続けてみてください。
つけたい習慣とやめたい習慣をダブルで頑張れば、2倍の効果です。(これ私も実証済みです。)
学習効果を上げるための良いアイデアがありましたら、是非ご紹介ください。

※この7月にフランスパリで開催された、ロボカップ2023 の会場です。当教室の卒業生も参加され、素晴らしい成績を修められました。
来たる12月の韓国ソウルでのロボカップにも、出場なさる予定です。

【Gazette】No.92

皆様、この暑い中いかがお過ごしでしょうか。塾の前の畑には、大輪のひまわりがゆらりと背高く輝いています。
夏休みが始まりました。いつも申し上げておりますが、面白そうな本をどんどん見つけて、読んでください。
じっくりと何かについて考える機会を持ちましょう。
このように本に向き合う時間を取れるのが、この夏休みです。

さてコアにおいて、語順訳は一つの大きなテーマですが、ここで少し、私なりの解釈を付け加えさせていただきます。
次にあげる例は、日本語の文を英語の語順に書き替えたものです。

僕は(主語)/飲んだ(述語動詞)/水を/やかんから/座って/畦に/田んぼの。/
すると/汗が(主語)/出てきた(述語動詞)/プチプチプチと/体中から。

—大関松三郎氏の「水」から引用—

はじめに(主語)と(述語動詞)のペアがあって、その後は、(述語動詞)の引力の強い言葉から順にどんどんくっいていくだけ、という至極簡単な構造です。
なるほど英語が世界中に広がったわけもわかる気がいたしますね。
つまる所、英語の作文、会話、読解等の力は、母国語力ー母国語をどれだけ自由に使うことができるかーによるということです。普段から国語をしっかりと勉強しておかなければなりませんね。

次に問題になることは、日本語モードから英語モードへの変換、素早いスイッチの切り替えです。この力を養うのがまさに“音読”でしょう。
テキストを繰り返し繰り返し音読することによって、学んだ英文がだんだ母国語の分野に入り込み、いつの間にか自分のものとして、それを使えるようになります。また、目の前の誰かに語りかけるように大きな声で元気よく音読することも肝心です。

最後に、英語の文法に関してです。習った文法を活かして使えるためには、ある程度のトレーニングが必要です。1週間に1度の教室でのレッスンがこのトレーニングの場となります。

この夏は、お一人お一人、ご自分のスケジュールをきちんとこなし、使える英語を楽しく身につけていただきたいと願っております。

【Gazette】 No.91

皆様、進学また進級、誠におめでとうございます。新たなステージでの、新たな出発の時ですね。
さて、人生は学びの連続であるとよく言われますが、私も仕事柄、自分も含めて生徒さんたちが、どのようにすればより良く学べるか、成果を出せるか、ということについて常に考えております。
以前、針は動かず 文字盤の方が動くという江戸時代の時計のことを書かせていただきました。今、私はその時計が手元にあれば良いのにと思うことがあります。自分は時計の針のように同じ場所にいてそこで生き続け、時間は文字盤に乗って前から流れて来る。そして時の流れに洗われて年をとっていく。これはまた、設定された舞台の上で、役者が演技をするに連れ時間も共に流れていく、という感じでしようか。
とするならば、今をどう生きるか、今どう振る舞うか、が問題になってきます。そして、それは学習においても大切なことだと感じます。心を向けて、気持ちを込めて学べば 、得るものはもっと多くなり、もっとよく理解できるに違いありません。「何かをしたい。」「何かになりたい。」と願う前に先ず、「私は今どうありたいのか。」「どうあるべきなのか。」ということを、自分に問いかけてみる必要があると思います。
大げさな言い方かもしれませんが、今を生き抜く、今を学び 抜く という姿勢が大切であると思います。

【Gazette】No.90

入試、期末試験、英検、と英語力を試される機会の多い秋です。

今年は4月から、特に音読に力を入れてまいりました。また授業におきましても、できる限りそのための時間を取り、生徒さんたちに実践して頂いております。

例えば、教科書の同じユニットなりレッスンを、毎日一か月続けると、30回音読することになります。このペースであれば50回もそれほど大変なことではありませんね。3ヶ月続ければほぼ100回となります。
また、教科書には全て音源が入っておりますので、パラレルリーディングには最適です。1.2倍速にして音読すればリスニング力もつきます。

ところで、継続する力はそれをいかに楽しんでいるか!に尽きます。以前にも言及いたしましたが、音読は歌を歌うことに似ています。深く息を吸って、お腹から声を出し、身体全体を使ってリズミカルに心地よく行いましょう。また歌にも、始めと終わりがあるように、一気にノリで音読することも大切です。もちろん意味がわからないで読んでは力にはなりませんね。

音読を楽しむことで英語力がつく、というお話をさせていただきました。これは私自身、また英語指導の中で実証済みです。
皆様、まだの方は、是非今日から始めてみてください。驚くほどに英語力が爆上がりです。

【Gazette】No.89

夏休みー始まったばかりですね。今日は、その過ごし方のヒントにでもなればと思い、時間の捉え方について少し書かせて頂きます。
 江戸時代に作られた和時計なるものには、様々な種類があり、その中には、針は固定されたままで、文字盤の方が動くものもあったそうです。
 今、ここに立っている自分が針だとしたら、時間は文字盤に乗って、ちょっと先の未来から、どんどん自分に向かって流れてくる感覚になりますね。
 とすれば、文字盤のどこかの一点に、未来のあるべき自分の姿を描き、そこに焦点を合わせて、今を生きる、ということが可能となる気が致します。
 また、文字盤の速度を変えることもできたそうですので、例えば、一か月で一周するものと設定すれば、夏休みの終わりが文字盤にのって今の自分に少しずつ近づいて来るという状況が、非常にリアルに実感できるのではないか、と思います。
 今から夏休みの終わりの日を意識して、したい事、しなければならない事に、早速取り掛かりませんか。
 ただし、急ぎすぎると、後味は悪いし、身につくことも少ないし、時間の無駄となってしまうこともあるでしょう。
 正面から丁寧にじっくりと取り組むこと、そして工夫することで、時が経つのも忘れて夢中になったり、感動があったり、面白味を見つけたりするものです。
 ぜひ、この夏休みを実りのあるものにしていきましょう。

【Gazette】No.88

言語を学ぶ上で(母国語を含め)、音読の大切さについては皆様も十分にご承知の事と存じますが、今日はその効用といったことについて書かせて頂きます。
 生の音声には抑揚、うねり、強弱、音の伸び、くっつき、止まり、声色など情報がとても多く、聞くことで文の構造が容易につかめます。同時に、キーワードや筆者の主張がわかりやすく、単語や熟語をすぐに使える形で、そっくり身に着けることができます。様々なセンテンスや、言い回しのストックが増える結果、作文、スピーキング、プレゼンに大いに役立ちます。
 そうなるためには、パラレルリーディング、シャドーイング、更には暗唱ができるまで、音読を繰り返すことが必要です。もちろん、単語と文の意味が同時に頭に浮かんでくることが前提となります。
 一番よく使う教材といえば、やはり学校の教科書です。どの教科書も大変よくできていますし、何よりも、学校でじっくりと時間をかけて学習します。そしてQR コードや CD が必ず付いていますので、それを大いに利用し、10回でも20回でも30回でも、覚えるまで音読することです。そんなに時間が取れない、という方もおられますが、スキマ時間を活用すれば可能です。
英語をツールとするまでにはそれなりの努力が必要ですが、情報量の多い音声を利用することで効率よく身に着けることが可能です。
 中学までの英語が身に付いていれば、意味のわからない単語があったとしても、大学入試共通テストの長文は読めます。夏休みににはチャレンジしていただきましょう。
 ところで、スピーチやプレゼンができるには、人間力、と申しますか国語力がものを言います。身の回りで起こる事に関心を持ち、世界に目を向けることです。そういった事柄から自分が被る影響、またそれに対して自分が起こせるアクションを、自分の頭で判断し、考える習慣をつけなければなりません。そこから初めて、自分の意見や主張が出てきます。その教材として、夏休みには、TEDの学習も計画しております。コアを通過することで、将来のあなたに役立つ英語を、身につけてください。その方向に舵を切って下さい。あなた方生徒さん、お一人お一人の活躍を期待しつつ、日々指導にあたらせていただいております。

世界会議にて
今年の1月ドバイでの世界会議に出席した卒業生です

【Gazette】No.87

英語を学習する上で音読がいかに大切であるか、ということにつきましては以前にも書かせて頂いたことがございますが、今回はもう少し具体的にお伝えしたいと思います。

①まず気をつけていただきたいこと。単語、句、文などの意味を読みながら同時に把握していくということです。これはコアメソッドで、語順訳を小学生のうちからトレーニングしている理由です。日本人が日本語を前から理解していくように、英語を理解していくトレーニングです。
②CD を聴いて真似るべきは、先ず、大まかに息継ぎ、強弱、抑揚、それから一つ一つの単語の発音です 。L と R
の違い、音のくっつきや省略など。芸人の方で、意味は考えずに、聞けばロシア語だ、フランス語だ、中国語だ、とっさに分かる喋りをなさる方がおられます。それぞれの言語の持つ特徴のこの捉え方こそ、先ず身につけたいものです。
③音読練習は、初め音源のスピードを0.6か0.7ぐらいからテキストを見ながらのパラレルリーディングを行い、それができるようになった時点でナチュラルスピードにし、さらに1.2できれば1.5で練習すると、スピードのある英語も聞き取れる練習になります。またリスニング時の集中力も育ちます。
④次は、テキストを見ないで 音源に合わせて音読をするシャドーイングを行います。これも音源のスピードを変えると楽ですね。
⑤私たちは目で文字を追って理解する力はありますが耳だけで話を聞いて要点をつかみ理解する力が足りない気がいたします。そこで聴覚を鍛えるためには、本の読み聞かせやオーディオブック、また授業中にノートは取らないで先生の話を集中して理解するなど、色々方法はあると思います。
⑥日本語の話の要点をメモするように、流れてくる英語の要点をメモできるようになりたいですね。またディクテーションも大変効果的だと思います。

バランスの良い英語力、ツールとして将来使える英語力、を身につけるための方法を工夫して参りたいと思います。

コアあざみ野教室 2022/01/06
コアあざみ野教室
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2022/01/06

NEWS!

テレビ等で何度も紹介された当教室卒業生梶田光君のニュースはこちら

【Gazette】No.86

 いわし雲に明るい光ー10月になりました。月の変わり目や季節の変わり目は、新しいノートを開く時のようにワクワクしますね。
 さて今回は、よく言われることですが、日々のちょっとした習慣が長く続くとその人の日常が変わっていくーと云うことについて、学習の面からお話しさせていただきます。
 この夏休み、塾生の方お一人お一人に、夏休み中限定の学習計画を立てていただきました。(何割ぐらい実行できたかは問いません。何事も、いいと思ったら、その時からまた始めればいいのですから。)
 例えば、朝起床即英検パス単5分。ゲームをするなら『ランペル』(語順訳音読教材の一つ)を流してから。夕食後すぐ教科書3ユニット分を音読10分。シャワー直前には CD 音読をパラレルリーディング(CD を流しながら声を合わせて音読)で10分。また就寝直前にパスタン5分等。こういった軽いルーティーン学習を、各人に合わせて計画を立て、実行していただきました。 
 これらは日常生活の中に勉強を落とし込み、それを習慣化していくためのトレーニングのようなものです。タイマーやストップウォッチ、テレビ画面の時刻表示などを利用なさると、ちょっとゲーム感覚になり実行しやすくなります。もちろん1日中が分刻み、ということではありません。毎日ほんの一握りの短い時間です。
 ところがなんと、これが日々の生活の中に入り込み、顔を洗うような調子で実行できるようになった頃には、それまで何で潰れていたのかわからなかったような時間が、変わり始めます。
 さらに、学習時間も増え、またその集中度も上がってきます。繰り返しと継続が内側から勉強の質を変えていく力となるのでしょう。量が質に変わる瞬間ですね。
 夏休みにこれをスキップしちゃった方は、今からジャスト2週間、この5分、10分、15分の自主トレをなさってみてください!
 以上のことは数学の方程式のように明らかです。が、方程式はそれを実証してみないと使い物にはなりませんね。

【Gazette】No.85

○この8月は、特に音読に力を入れてまいりました。ほぼ一ヶ月経ち、その成果は出始めております。
 生徒さんお一人お一人の英語学習に対する意欲が、日々増してきておられるように感じます。「さあ音読しましょう!」と声をかけますと、教科書も音読テキストもすぐに開いて、さっと取り掛かり、一気にやり遂げます。嬉しい限りです。おそらく、音読の楽しさが分かって来られたのではないかと思います。
 音読ーそれはちょうど歌を歌うことに似ています。自分の好きな歌手や曲を流しながら、情感を込めて、微妙な声の具合や盛り上がりを精一杯真似て、できるだけ上手くその歌手に似せて歌おうとします。音読も全く同じです。意味を取りつつ、イントネーションのうねりやリズムに乗って、気持ちよく声を出して読み上げます。
 また、しっかりと読めるようになったら、スローテンポより、むしろスピードのある読み方の方が、集中と緊張と小気味良さとで、一気に音読できるようです。歌を歌うときも、歌い始めたら一息で終わりまで歌い上げますね。 
 休み明けには、成績が爆上がりすることを期待しております。
 英検の単語に関しましては夜と朝に分けて計画を立て、頑張って頂いております。8月は単語中心、9月は過去問中心で、10月10日の英検に向けて皆さん頑張っておられます。
○国語の漢字に関しましては、覚えるべき漢字を含む短文も全部、ノートに書いていただいております。漢字の意味を取りつつ、イメージの中で覚えた方が面白いですし、記憶にも残ります。さりげなく面白い短文も混ざっていて、クスッと笑ったりしながら頑張っておられます。
○英単語も漢字も、一定のプロセスを踏んで、ひとつひとつ小目標を達成していきながら、大きい目標を目指します。これは、まるでゲームをするようなワクワク感があったりします。
○高3生、中3生は、受験に向けて、まず夏休みには、コシの強いねばれる読解、構文、また文法力の基礎をつけなくてはなりません。それは秋以降、更に上へと積み重ねていくための基盤として、必要不可欠な学習です。
○天変地異、災害、コロナ、と大変な昨今ではありますが、自分軸を見失う事なく、その日1日1日を、見事に、クールに、カッコよく、描いていきたいものですね。

【Gazette】No.84

日々の学習について、生徒の皆さんにお伝えしたいことがございます。
それは学校の授業を大切になさってください、ということです。

小学校中学校で9年間、高校を合わせると12年間、私たちは学校に通い授業を受けていることになります。なんとゆっくりと丁寧に育てられていることでしょう!
ですから、これをどう学びそして身につけていくか、ということは、とても重要であると思います。
外山滋比古氏が「思考の整理学」という著書の中で、グライダーと飛行機を例に挙げて次のように書いておられます。
私たちは学校ではグライダーとして学び、社会に出ると飛行機となって自力で飛ばなければなりません。そこで、学校にいる間にグライダーでありつつも、やがては自らエンジンを搭載し大空をとぶ飛行機となるための準備をする必要があります。そのためには創造力こそ大切です。(要約北野)
学校にいる間に、大人になった時の生き方について、学び始めなくてはならないということです。自力で飛ぶのですから、自ら考えアイデアを出し工夫し学びを進めていかなくてはなりません。
では、その授業の受け方について少し考えてみましょう。
授業は“授ける業”と書き、それを“受ける”と言います。しかし実は、受動態ではなく能動態、「してもらう」という受け身ではなく、アクティブに積極的に授業に参加し動き出し歩み寄り、自分の手でうまそうな果実をもぎ取るー例えばこういう姿勢をこそ取るべきではないでしょうか。
数学の公式を見て見事だと思ったら、それのできたプロセスを辿ってみる。歴史であれば明治維新の渦中に自分がいたとしたらどう行動を取っただろうか。絶妙な英語のやり取りに唖然としたら、その感覚を日常会話に取り入れてみる。
身を乗り出し授業を聴く。あまり興味をそそられないなら、切り口を変え見方を変えて面白みを発見する。こうすると授業が自らの経験に変わります。黒板に引かれた一本の線も、描かれた平面も、立体に起こして動かしてみましょう。

生徒の皆さん、授業に真剣に取り組むとはこういうことではないでしょうか。創意工夫を凝らし、楽しもうではありませんか。

✫成績がいまひとつという方への、ノートの取り方のおすすめです。
ノートを開いて左側のページは学校で書き込みます。帰宅後右のページに
自分なりにわかりやすく書きまとめます。数学が苦手な方は全く同じ計算や証明をもう一度解いてみます。これはまた定期試験のためのノート作りにもなります。これで成績爆上がりの方が何人かおられますよ。

Gazette No.84
あざみ野ホームワーク、Gazette No.84

【Gazette】No.83

新緑の候。いかがお過ごしでしょうか。教室のそばの黄金色のたんぽぽが、花びらを静かに畳んで、綿毛になる準備をしていました。やがて再びひらいた時には、ほわほわの綿毛の一つ一つは満天に並ぶ星のようで、顎の上にのっている全体の形は、まるで小宇宙ー見事な球型になっていました。そして綿毛は、一つ一つふうわりふうわりと風にのって舞い上がり、飛んでいきました。
さて新学期を迎え、曜日ごとに教室の雰囲気も少しずつ変わり、新たなクラスのカラーが出来つつあります。
そこで、私どもが願いますことは、集い来てくださる生徒さんお一人お一人にとって、そのクラスが、この上なく居心地の良い大好きな学び場である、ということです。
”今日もここに来て勉強できるのが嬉しいな。なんかワクワクしてくるんだよね”そういう教室でありたいものです。
そのためには、お互いへのやさしい気持ちや思いやり、相手をリスペクトする心穏やかな心持ちが大切でしょう。そのためには、教えるものも学ぶものも、それを心がけていなくてはなりません。
落ち着いて、学習への意欲も湧いてくるでしょうし。あまり気の進まなかった日であっても30分もすれば来てよかったよ、面白いよ、といつのまにか気分も切り替わるでしょうし。
学ぶこと、知ること、夢中になって考えること、そこで培われる力が生徒さんお一人お一人の、もっと前に進もうとする熱意とやる気になってくれるものと信じております。日々、私共、創意工夫しつつ頑張らせていただく覚悟です。

【Gazette】No.82

合格体験記の一つを読んで頂きたく、掲載いたします。
英語が苦手で大嫌いだった生徒さんが、中3の10月に当教室に入会された後、英語が一番の得意科目になりました。そして見事な成果を上げ、推薦によって、東京理化大学(理工学部)電気電子情報工学科に合格なさいました。県立元石川高校のMR君です。

 コアあざみ野教室の授業を受けて、自分にとって一番良かったところーそれは英語が感覚のレベルで身についたことです。まだ学習していないところや、模試の初見問題も、面白いくらい理解することができました。

また、コアの教材の英文テキストが、ある程度の内容と主張を持ったかなりの長文集であったため、週一回二時間半の授業であっても、毎日 CD 音読を行うことで、授業内容は自分の中で継続し続け、結果、テキストの長文全てを丸ごと自分の中に取り込むことができました。

そして何よりも、先生と生徒の距離が近く、一人一人の長所や弱点を先生が把握して、それぞれに合った学習の進め方で、指導してくれました。最初は受験のための英語の勉強のつもりだったのですが、結局、将来的に必要とされるリスニング、スピーキング能力の基礎を叩き込まれました。また、当教室が英検の準会場であることから、その取得のために日常的に英検の指導もありました。筆記から面接まで、合格するまでしっかりと教えてもらえます。

自分は中学時代、勉強が苦手で大嫌いだったのですが、コアに通うと決めてから、勉強することが苦痛ではなく、むしろ楽しくなりました。そして、英語が伸びて来ていると、日々実感することができ、高いモチベーションを持って学ぶことができました。また、中3の10月にコアに入会するまでは、英語の成績はずっと3でしたが、その後約5か月足らず20回ほどのレッスで、英語力がつき、その結果、高校入試の英語は高得点 (I ミス)を取ることができました。

高校時代、勉強する事に慣れてきた自分は、コアの授業をもとにして、もっと何をすべきか、何が足りないか、と考えました。そこから他の教科の勉強も、少しずつ自主的にやり始めました。そして、英語の伸びに引っ張られる形で、それらの教科も伸び、模試では常に学年で1位を取り続けることができました。そして最終的に評定は4.8まで上がりました。

コアは特別宿題が多いわけではなく、正直これをやるだけで英語が伸びるの?と驚くほど少なかったです。しかしそれは実は、要点だけを抑えた最小限の宿題だったということです。大切なことは、出された少しの宿題をしっかりとこなすことです。それによって力がつきました。

コアあざみ野教室に通い英語を勉強したことで、自分は変わったと思います。大切なことを学びました。それは、自主性だったり、考える力だったり、ブレない自分軸を持つことだったり、自分の中から湧いてくるパワーを実感できたことです。

花の色
雲の影
懐かしいあの思い出
過ぎし日の窓に残して
巣立ち行く

村野四郎作詞
‘巣立ちの歌’より

Gazette No.82

【Gazette】No.81

硬い葛の枝から緑の芽が吹き出して、もう弥生3月はすぐそこです。
前回と前々回、国語学習の大切さについて、私なりに書かせていただきました。“母国語が廃れると、その国の文化もまた国力も廃れる。”と云う事が言われます。それは、そのまま私たち一人一人にも当てはまるように思われます。日本語を基盤にするもよし、日本語と英語を基盤にするもよし、そこから学ぶ言語がその人にとっての第二外国語と云うことになりましょう。

さて今回は、英語のリスニングについて書かせていただきます。
日々のレッスンで大切にしていることは、ナチュラルスピードです。ここで私が申しますナチュラルスピードとは、英語が日常的に使われる際のスピードのことです。これが聞き取れるようになって初めて、私たちも英語でコミュニケーションをとったり仕事をしたりする事が容易になる、と実感しているためです。
また、申し上げるまでもありませんが、音読をなさる際、音声のみが空回りすることなく、意味をしっかり把握していることが大切であると思います。そのためコアでは、小学校低学年より物語を丁寧に日本語訳いたしております。

ナチュラルスピードの音読の習得プロセスにつきましては、次回お話しさせていただきましょう。小中高どの生徒さんも、テンポのあるスピーディーな音読を楽しんでおられる様です。例えば、私で25秒かかるものを18秒でなさったり、イントネーションやストレスも 私の指導がなくても CD から直接習得なさったりと、毎週レッスンごとにお一人お一人の成長ぶりに感動いたします。
それは何よりも教室にいらしていない6日間のご家庭での並々ならぬ協力のおかげであると感謝いたしております。

【Gazette】No.80

さて前回は、読書が国語力を養成するためには大切であろう、というお話をさせていただきました。
 言葉のインプットが読書であるならば、アウトプットは作文です。話し合うこともアウトプットには違いありませんが、ここでは作文について書かせていただきます。 何かを考える時、私たちは言葉を使います。言葉の数が多ければ多いほど、より深くより細やかに考えることができます。そして、さあ作文を書こうという時には、それまでに仕込んでいた言葉の数々を総動員し、選び抜き、より効果的な構成も考えたりしながら、先へ先へと書き進めます。
 すると、そのうち素敵なことが起こります。それは思いつきです。予想だにしなかった煌めくようなアイデアが、突然浮かんできたりします。私達は小躍りしながら、作文の展開していく様を楽しむことができます。これはおそらく、99パーセントの努力と1%のインスピレーションに似た感覚ではないでしょうか。またそれは、言葉をツールにして心の世界を探検していくことのようにも思われます。
 そうこうして作文を仕上げた時には、もう一人の自分が現れて、それまでの自分を見ているような気になったりもします。これは一歩前進した出来たての自分でしょうね。
 言葉を毛糸に変えれば編み物。食材に変えればお料理。工夫し、楽しみを見つける天才になれば、国語も編み物もお料理も得意になるはずですね。
 只今、小学生の国語教室では、教科書に代えて音読テキストの書写を始めました。漢文あり古文あり名作あり詩歌ありで、大変有り難い勉強をさせていただいております。書写も実は、じっくりと味わう読書!と理解することもできますね。
 家で過ごす時間が増える昨今です。どうぞ皆様、おひとりおひとり、工夫を凝らし、楽しくポジティブに過ごされすよう、有意義な時間を作り出してください。読書に書写に励み、国語力を付けてください。そしてそれは、英語のデキる人になるための王道かも知れません。語学学習はコア英語と国語教室にお任せください。

【Gazette】No.79

国語と英語の指導をさせて頂いておりますが、最近特に、子供さん達の国語力の低下が気になっております。長い文章を読み続ける力、要旨を読み取る力、漢字や言葉を適切に理解する力、また、自分の考えをわかりやすく相手に伝える力などです。
国語は言葉の学習です。人とのふれあいや、話し合いによって、言葉は徐々に育まれていくものだと思います。そして、その体験は、森羅万象、動物、草花にも広がって行きます。
ところで、そういった交流は、お互いがその相手にまっすぐ思いやりの気持ちを向け、相手の言葉に耳を傾けることで、可能になるものだと思います。しかし、この慌ただしく目まぐるしく移り変わる昨今、私たちはこういった力を、どのようにして培えば良いのでしょうか。
私も今のところ、思案中ではありますが、一つはやはり、読書であろうと思います。一人で静かに本に向かい、登場人物の1人1人、また作者と相対峙することをなさってみてください。それは、自分を、自らの努力で育てていこうとする事です。それが国語力の原点になるのかなと感じております。
私たちには日本語と言う美しい母国語があります。しっかりとしたその基盤の上に、英語の学習もあるのだと思います。それは同時進行でももちろん構いません。外国語を学ぶ時、母国語学習の重要さを、皆様に、再認識して頂きたく存じます。
英語学習では12月よりさらに音読に力を入れておりますスピードのある音読により長文のリスニングリーディングの力がついてきましたこうして鍛えた力を1月の英検でまた期末テストやその他の検定で大いに活かしていただきたいです

生徒さんのお祖母さまとお母様の心のこもったシュトーレンです。嬉しく頂きました。

【Gazette】No.78

通塾は基本、週に一回ですが、あとの6日間をオフではなくオンにしていただきたいと云うことす。
英語や国語は、私たちの心身の成長と共に、日々の積み重ねこそが、不可欠な科目です。そのために宿題がございます。6日かけて、レッスンの内容を腑に落としてもらうために、テキストの書写や音読、英検単語集の速読みなど、1日15分もあればできてしまうものばかりです。こんな簡単でわかりきったことを、何度も繰り返すことはないのでは、とお考えの方もおられると思いますが、学んだ事を自分の中に定着させるそのためには、一見単純作業のように見えるこういった繰り返しが、不可欠です。野球選手やサッカー選手、またピアニストたちもそうです。まさにこの大切な部分が、宿題であるというわけです。
コアの英語も国語も、40年程の間に育まれたメソッドですが、丁寧に心を込めて、宿題をこなしていただく事で、効果を大きくする事ができます。ご飯も30回噛むと良いと言われますね。是非お願いしておきます。
またレッスン後の一週間、生徒さん方のことをあれこれと思い浮かべます。この次はもう少し頑張って来てくれるかな、全部1日で仕上げないで毎日書写してくれているかな、音読は送ってくれてないけれど、 家でちゃんと読んでいるとは言っていたけれど、今日の読み方ではどうなんだろうか 等々。
小中高は、私達の基礎造りの時期です。通り過ぎると、後戻りもやり直しも効きません。こういった大切な時期に、皆様のお子さんの学習面で、子育ての一端をお任せいただいている、この事に対して、感謝と同時に責任感も感じさせて頂いております。
どうぞ生徒の皆さん、頭のてっぺんから足の先まで、すっかり、コア生、 ホームワーク 生になってください。通塾日は週に1回、月に4回、年に48回ですが、毎日が ホームワーク、 一年中コア、という感じでいかがでしょうか。厚かましいようですが、どうぞ、そこのところよろしくお願いいたします。

【Gazette】No.77

皆様こんにちは。
ここのところ、小学生の国語教室では、作文の時間を少し余分に取っております。テーマは日常の出来事から入り、様々に展開してまいりますが、基本、今一番書きたい事から書き始めます。熱が入って来た頃に時間切れになってしまい、
「続きは来週にしましょう。」
「えー!もうちょっと書きたいです。」
「寝かせておいてください。」となります。
一週間そのテーマを麹のように寝かせておけば、更に旨味のある文が書けます。また時には、私の方からお題を出したり、条件付きの作文をお願いしたり、問題意識を持ってもらいたいテーマについて語りかけたりもいたします。
彼らは作文が好きです。「書かせて欲しいです。」と言ってくれるほどです。頭の中のあれこれ、ぼんやりとした不安感や恐れ、渦巻く感情などを言葉にし、明るみに出すことによって、それらを客観的に捉えたり、解決したり、納得したり、また反省したりして、満ち足りた心持ちになるようです。
ところで、文を書く時には、筋道を考えます。人にわかりやすく話す力、説得する力も、作文は養ってくれます。また、他の方が書いた文章を読む時には、書き手は何を伝えたいのか、そしてそれをどんな筋道で書き進めているのか、ということに意識を向けるようになり、文章の構成についても注目し、読む力もついてきます。
このように、作文は話す、読む、書く、コミュニケーション力をアップしてくれます。また、日々の出来事を自分の中に位置づけ、肥やしにし、時には清涼飲料水のように爽やかな気分にもしてくれます。
そして、このようにして、母国語で自分の考えをまとめる力をつければ、英語のスピーキングやライティングもよりスムーズに進むはずですね。先ずは中身です。そして、コミュニケーションのツールとしての英語力養成には、何りも音読が一番です。 只今、LINE のボイスメッセージを使って、生徒さんに日々、スラッシュリーディング、パラレルリーディング(スクリプトを見てCDと一緒に音読)シャドーイング(スクリプトなしでCDに合わせて音読)などを送っていただいております。全員の方一度にはできませんので、6、7人ずつの生徒さんに2週間ぐらい続けて送っていただいております。皆さんお一人残らず、確実に音読が上手になっておられます。ネイティブ並みの方もおられます。ポンとスイッチを入れた瞬間、 CD がかかっているのかな、と思う時さえあります。
こうして培われた力は、リスニング力に直結いたします。今春から始まる共通テスト、英検、その他の英語の検定試験のリスニングのレベルも上がってきている様です。ここで威力を発揮していただこうと、頑張っております。また結果として、家庭学習の量も自然と増えてきておられるようです。
1日も早く、学校の成績に、各種検定取得に、また、大学、高校入試に、反映されることを願い、私ども教える者も学ぶ者も、一丸となって音読に力を入れ、リスニング力強化を図っております。ご家庭のご父兄の、またご兄弟姉妹の応援も、大変ありがたく感謝いたしております。

【Gazette】No.76

皆様、こんにちは。ご父兄の方々には、テキストの書写や音読などの宿題継続のために、生徒さんにお声がけをいただいたりチェックをいただいたりと、日々のお力添え感謝いたしております。これらの積み重ねが、それから先の学力の基盤になるものと確信いたしております。既に、社会で活躍なさっておられる先輩方からも、書写と音読の効用について、それが今、彼らの中でどのように根付いているか、と云うお話をいただきます。どうぞ皆様、今日もまた、昨日の続きをよろしくお願い申し上げます。

さて今日は、特に音読の大切さについてお伝えしたくて、ヘレンケラーの話をさせていただきます。暗く音の無い世界に住む彼女が、多くの人々の前で講演をなさるまでになった、そこには、あの偉大なサリバン先生がおられたわけですが、ヘレンは、先生の唇、喉、舌、口の周りの動きを、指先で何度も何度もなぞりながら、発音を学び、手のひらに綴りを書いてもらい、実際の物に触って、一つ一つの言葉を覚えていかれました。こうして彼女は、自分の周りにある世界を知り、人の優しさ、思いやり、悲しみ、また怒り不安などの細やかな情緒を感じ、自分の存在 の意味、為すべき使命に気づき、世の人々に話しかけるための言葉を持ちました。自伝を書くことによって、後世に生きる私たちに 感動と勇気 を与えてくださっています。後一つ、音読お薦めのために、素読について述べさせていただきます。明治維新と言う偉業を成し遂げた志士の方々は、幼い頃より寺子屋に集いひたすら素読をなさいました。松下村塾では、吉田松陰先生の前で、まだ 意味も定かではないうちから、元気な声をあげて漢文を読んでおられました。これがそののちの彼らの生き様の基盤と成った事は明らかでしょう。国語であれ英語であれ、言語を習得するには、声を出す事が大切である、ということを 教えられます。音読によって、私たちはその言葉を心身丸ごとで受け取り、感得することができると思います。歌を歌うときも、バイオリンがそうであるように、気持ちを込めて心からも体からも声を出しますね。大げさに言うなら存在からみたいな。そしてカラオケも楽しみますし、歌うことは本当に楽しいものです。音読こそ、歌うように、メロディの流れに一つ一つの音を載せて、心から体から声を出して、読んでみましょう。誰かのマネをそっくりしてみようとすることはちょっと楽しいですね。

【Gazette】No.75

皆様、猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか。
もうこの暑さです。いっそのこと、これに合わせて、自分の平熱も1、2度上げるつもりで、暑さを避けず、ポジティブに、暑さに合わせて行く方が、楽な気が致します。そのためには、あれこれたくさん食べて飲んで、勉強もし、遊びもし、そして、よく眠るということが 肝心でしょう。前回にも提案させていただきましたが、8時間眠り、8時間勉強し、8時間遊ぶ、が基本でいかがでしょうか。
暑さ対策、皆様の工夫を色々とお聞かせ願いたいと思います。

~かき氷  氷水  水の音~

【Gazette】No.74

8時間で一周する時計?  

皆様こんにちは。今回は時間の捉え方について少し考えてみたいと思います。8時間で一周する時計をちょっと想像してみてください。1日に3回転する時計です。これを使って一日の過ごし方を3通りに分けてみましょう。
まず、夜中の0時から朝の8時までは睡眠。そこから夕方の16時までは学校。そして、16時から24時までの間は 自分で自由に使える時間です。
十分な睡眠を取って心身をエネルギーで満たし、やるべき勉強仕事にベストを尽くし、その後はたっぷりと自由な時間を楽しむ、というものです。お一人お一人それぞれですから、すっぱりと3分割にできるものでは ありませんが、意識としてこういう感覚を持っているだけでも、より良い1日が過ごせるような気が致します。
睡眠の時間、実はこれが一番大切であろうと思いますが、ここでは生徒の皆さんと一緒に、学校で過ごす8時間と放課後の自由な8時間について、さらに考えてみたいと思います。

学校での時間は、ある程度受動的です。決められた場所で決められた活動を します。これに対してその後の時間は、各自に任された主体的な時間となります。          ところが、「宿題あり、塾あり、習い事ありで、とてもとても、、。」「ゲーム、テレビ、YouTube、LINEに時間を取られて。」などの反論が返って来ますよね。でも少しの工夫と考え方を変えることで、もっとゆっくり楽しく過ごせる素敵な時間を見つけることができるのではないでしょうか。

例えばコアです。(またか!と思われるかもしれませんが、大切なこと本当のことは、常に一つですので繰り返させていただきますね。)音読は、声優になったつもりで CD通りに、またそれ以上に真似てみる。作品の日本語訳をする時には、リアルに場面を想像しながら味わいながらゆっくりと訳す。問題を解く時には、わかるまで何度でも質問しながらしっかり理解して先に進む。中でも暗記こそ一番楽しくて、身振り手振りで相手に 話しかけるように、また登場人物になりきって繰り返す。どうでしょうか。楽しくないものは一つもありませんが~。ひたすら楽しみながら学んでいると、英語の力はついてくるものです。その時のコツは一つです。言われるからやるというのではなく、言われたら自分から動き出すこと、だと思います。おもいっきり前のめりになって、一気にやってのけましょう!

このような感じで、放課後から夜の時間を過ごしていると、それは必ず学校生活にも影響が出て来ることでしょう。より積極的に授業や活動に参加出来ます。それから、娯楽は過ぎると疲れます。こちらはほどほどに!

大切な事は、自分で考え工夫して、只今やるべきことをどれだけ楽しんでいるか!という点です。

こういう時代にあって、私達は、一旦事が起きたなら、自分はいかに行動すべきかーを、とっさに考え判断し、そして動き出さなくてはなりませんね。普段から”苦を楽に転じる術”というものをしっかりと身につけておきたいものです。

【Gazette】No.73

皆様お変わりございませんか。 いかがいかがお過ごしでしょうか。
この3、4、5月ZOOMやLINEのおかげで、なんとかそれほど流れを変えることもなく、授業を続行することができました。これは、ひとえに、 ご父母また生徒さん方のご理解とご協力、忍耐と励ましがあってのことでした。私どもはただ、やれるだけの事をさせて いただくしかございませんでした。が、足りぬところ至らぬところを、皆様方が補ってくださり、一緒になって授業を作り上げてくださいました。そのおかげでがあってこそ、切り抜けることができたのです。本当にありがたく、感謝に堪えません。
6月になり、生徒さんお一人お一人に直接お会いでき、ぬくもりのある、学習内容もストレートに伝えることのできる良い授業が、できていると感じられます。目と目を合わせたり頷いたり一緒に笑ったりしながら、お互いが学び会えることこそ、学力を向上させ、やる気を起こし、モチベーションを高め、持続する力のベースになっていると確信いたします。
以前にも申し上げたことはございますが、立派な体を作るためには体力を鍛える必要があるように、頭脳や心も鍛えなくてはならないはずです。素晴らしい発想、逞しい思考、優しい感性、それらは 鍛えることによって、育まれるものだと思います。学校、塾での学習はもちろんのこと、私たちはアンテナをたくさん立てて、様々な所から、人々から学び、自己鍛錬をしなければなりません。いつのまにか大人になっちゃったぁ、ではもったいないですね。
また、何事もほどほどにーという姿勢は、日々の生活の中では欠かせません。 しかし、なぜか興味を惹かれること、大好きなこと、もっとやってみたいことを、とことんやり抜き、極め、突き抜けた時 、初めて見えてくる景色があると思います。それは、自分の傾向性であったり、将来への道標であったり、また一体何をするつもりでわざわざ自分は生まれてきたのか、という問いに対する答えであったり。
今、世界は想像を絶する状況の中にあります。この混沌の中、一筋の光、一点の灯火のようなものを感知しつつ、決してブレないで、正しい道筋を模索し、日々気合を入れて歩みを進めなくてはなりません。そのためには、お互いを優しく思いやる気持ちを忘れず、なんとか知恵を出し合い、力を合わせて生きていかなければならないと強く思います。
そして、私達大人は、子供たちのためのより良い未来の下ごしらえを、何とか頑張ってしておかなければ! と痛感致しております、この頃です。

【Gazette】No.72

さて、このコロナ騒動で、当室でも、LINEそしてZoomによる授業に移行せざるを得なくなっております。
私も工夫を凝らしながら、授業をいたしております。が、何よりも驚きましたことは、生徒さんたちが普段より積極的にまた能動的に授業に取り組んでくださっていることです。
LNEもZoomも映像はございますが、彼らは、音の方により集中力を注いでおられるようです。これによって、聴覚を通しての習得能力の訓練がなされているように感じます。それは、彼らの即座の応答や質問の内容によって分かります。
実授業では、見て書いて理解し記憶するパターンが中心ですが、ズーム授業においては、音を素早く捉え理解していかなければれば、たちまちそれは消えてしまい、ぐずぐずしていると次の音までも聞き逃してしまいます。これは、国語の聞き方、英語のリスニングの能力向上にも大いに役に立っていると思われます。
実授業に戻った時、以前より学習能力の キャパシティが大きくなっていることを、生徒さんたちは実感なさるのではないでしょうか。今から楽しみです。

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学習のコツ(その5)~国語力をつける~

それはもう、“考えぬく力”をつけることだと思います。この力は、自分の内での対話によって育まれます。話すとき、考えるとき、人は言葉を使います。言葉の持つ力によって、複雑に、高度に、また深く思いを巡らし、それらをわかりやすく一言で 表現したりできます。あるいは、戦う人たちは、勝つために作戦を考え戦略を練り上げた末に好機を捉え、勝利の戦いに挑みます 。
このように、私たちは言葉の力を使って、考え行動を起こし様々な結果を出します。画像や空想の世界ではなく、この日々の日常の中で ライブで私たちは 言葉の力によって何かを選択したり、判断したり、行動を起こしたりしていると云うことです。
ここぞ!という時にしっかりと考え抜くことで、日々は感動に満ちたものに変わって行く気が致します。自らの体験をもとにして、人々とふれあい、 話し、また本を読んだり、映画を見たりしながら、私たちは、豊かな美しい言葉を身につけていきたいものです。国語力は実は、 言葉の持つ力の面白さに気づいた時から付きはじめるものだと思います。そのためには、ライブで、しっかりと考え抜く習慣をつけることではないでしょうか。

写真は“ 子ぐまさん“のお好み焼きと焼きそばです !

【Gazette】No.71

学習のコツ(その4) 〜音読って面白い〜

世の中はコロナウイルスで騒然としております。このような時には、 私たちは日々守りの姿勢を取りつつも、自分にできることをひとつひとつ、着実に実行していくことであると思います。そうすることによって、新たな自分の能力を発見したり、時間の使い方について考えたりすることもできるでしょう。また、弱点を強みに転じてしまうことさえ可能でしょう。お互い、日々の歩みを確かめ合いながら、励まし合いながら、この時期を頑張り抜こうではありませんか。
さて今回は、音読について書かせていただきます。テレビ番組の中に、歌の名人が登場し、ご本人が歌っておられる画面の下に音符が流れるというものがございます。音読の練習もこのような感じで、自分はCDの真似を どこまでそっくりと上手にできるか!という点に焦点を合わせて、チャレンジングにな気持ちを持って、楽しみながら行なっていただきたいと思います。繋がる音(イン ア ボックス → イナボクス)や消える音(アイ アム → アイム) も含め、 発音、抑揚、リズム、さらには喜びや怒りの感情移入、身振りや手振りもつけて、一人劇のようになさってみると、音読練習もなかなか楽しいものです。語順訳テキストの最後に出て参りますオバマ大統領のヴィクトリースピーチなどは、テーブルの前に立に立ち、その気になって声を張り上げてなさってみると良いでしょう。
先日、ある生徒さんの音読をLINEで聞かせて頂いた時のこと、 「ネイティブじゃないか!」 と耳を疑うほどに見事にCDそっくりで、しかもスピードはCDの1.2倍速以上はありましたので、 大変感動いたしました。 「さて、今日の そっくりさん度はいかほどか?」 と音読を楽しむ気持ちで練習なさって頂きたいです。 是非、お願いしておきます。そのうち、いつのまにか綺麗な英語が口をついて出てくるようになるでしょう。一度身につければ、 これは一生の宝物です。そして同時に、 リスニング力もついてきます。
最後に、国語力をつけるコツにつきましては 、改めて次回とさせていただきます。 ただ大切なことは、” 考え抜く力をどのようにしてつけるか”、 という点であると思います。 皆様のお知恵を拝借しつつ、 この一か月さらに練り上げて参りたいと存じます。 どうか楽しみになさって下さい。

【Gazette】No. 70

学習の成果を上げるコツ(その3)
~心の持ち方~

“ノーブレスオブリージ(noblesse oblege)”と云う言葉があります。これはフランス語で、”高貴なる義務”という意味です。東京都市大学等々力中学·高等学校の教育理念としても掲げられております。素晴らしいことであると思います。御存知の方も多くおられるとは思いますが、この言葉の意味するところを申し上げます。「私たち一人一人は、それぞれの生涯において、必ず為すべき仕事があります。それは、自分を高めようとするものでなくてはならず、また同時に、それは、周りの人々のためになるものでなくては なりません。」 と云うことのようです。 この”仕事”とは職業といった狭い意味ではなく、”行う業”といった意味であると 思います。私は、生徒さん方に、”仕事”の所に”学び”という言葉を入れて、理解していただきたいです。 この乱気流の昨今ではありますが、吹きつける向かい風を受け止め、逞しく学び続け、見事に創意工夫をし、気概を持って、”ノーブレス オブリージ”を果たすべく、共に頑張って参りましょう、幸いわたくしたちは、毎週一回は会い、一緒に学び、励まし合い、お互いの成果を確かめ合うことができます ね。なんと嬉しいことでしょうか。

さて次回は、国語力のつけ方と、音読が楽しくなる方法について、書かせていただく予定です。どうぞ楽しみになさってください。

【Gazette】No.69

学習の成果を上げるコツ(その2)    〜ノートの取り方〜
これにつきましては、学校の教科ごとの先生や諸先輩方からの良いアドバイスがおありのことと思いますが、以下は私からのイチ押しのお勧めということで、書かせていただきます。
先ず、ノートはスペースを贅沢にとって使いましょう。小さな文字で整然と書いてあるものも場合によっては読みやすいのですが、やはり後で見返した時に、重要度に応じて文字の大きさを変えたり、 マーカーを引いたり(段階によって3種類ぐらいに分けます)、カラーペンで矢印や自分で決めたマークをつけたりしながら、工夫しながら、楽しみながら作ったものが役に立つと思います。それはまた、ページを開くと重要度の高い順に目に飛び込んで来ます。
2番目。ここが大切なところですが、授業中にノートをとる時には左側のページのみを使います。右側のページは空白にしておきます。そして教科に応じて様々な使い方をします。
次に、その例を挙げてみましよう。
①国語
授業を学びっぱなしにせず、先生の声の調子も思い出しながら、板書をもう一度そのまま左のページに写すと、納得の仕方が変わってきます。また新たな自分の感想や考えを書いておけば、さらに良いノートが出来上がります、そこに新出漢字の練習もできますね。
②算数·数学
授業で学んだ計算や証明の問題も、自分にわかりやすく整理しながら、左のページに解いてみます。分からない所は翌日先生に質問することもできます。分かっているか分かっていないかをはっきりさせることは、この教科では特に大切だと思います。また教科書に出てくる問題は厳選されているはずですから、それを正しく理解できるということは基本中の基本でしよう。
③英語
教科書はロッカーに置いてきたりせず、”肌身離さず” 持ち歩くことです。先ず、その日に学習したところを音読します。次に、和訳を見て1文ずつまたは1フレーズずつ英語で書いてみて、教科書通りであるかどうか確かめます。そして重要例文は暗記して書き、また文法事項にはマーカーやカラーペンを使い、印象的に頭に入れます。単語の練習にも使えます。英語という科目は、それに費やした時間分だけ力がつく教科です。言われた通りにノート作りを実行したところ、なんと一気に、3が5になった生徒さんもおらました。
④理科·社会
このノートの 使い方が大いに役に立つ教科です。その日のうちに右のページに書き写しまとめることが記憶に残すためには大事です。
⑤まとめ
「復習は大切です。」とよく言われますが、何からどう手をつければいいかが、よく分からない人がいます。そういう方は是非このノートの使い方を実践してみてください。右の空白のページが今日のあなたを待っているといった感じで、そのまま放っておけません。その日その日の小さな積み重ねが、やがてとてつもない力となって現れてくるものです。
Believe you can, and you’re halfway there. ーTheodore Roosevelt 
(自分にそれができると信じた瞬間、あなたは成功への道のりの半ばに来ています。)

Words can  inspire, thoughts can provoke, but only actions truly brings you closer to your dreams.ー Brad Sugars
(良い言葉を聞いて勇気が出てやる気が起きても、夢を実現させるためには、アクションを起こさなくてはなりません。)

【Gazette】No.68

<シュトーレン>
生徒さんのお祖母さまとお母さまが、心を込めて作ってくださいました。こんなに美味しいシュトーレンははじめてです。